マネーロンダリングの防止
お客様やビジネスパートナー各社との取引においては、マネーロンダリングの兆候に注意が必要です。
私たちの取引相手は、正当な業務を営むお客様やビジネスパートナーに限られます。自らの誠実な事業姿勢を重視するとともに、お客様やビジネスパートナー各社にも誠実な姿勢が望まれます。お客様やビジネスパートナーがマネーロンダリングに関与していないか、その兆候に注意を払う必要があります。
- あいまいな情報や架空の情報が見られる
- 業務目的でない通常外の取引を要求する
- 取引の構成が普通と異なる、取引のパターンや支払い手順が変更された
- 契約や支払いの条件が最後になって変更された
米国などの多くの国では、犯罪で得られた利益を隠す (隠そうとする) 行いは禁止されています。私たちは、事業を行う地域に適用されるすべての法律と規制を遵守します。
期待
- 私たちは、顧客や業務パートナーから不審な取引や疑わしい要求を持ち掛けられた場合は、報告する義務を負います。
- 私たちは、デューデリジェンスを実施し、業務の相手先となる顧客やパートナーについてよく調べるようにします。
- 疑わしい活動があることを知った場合は、企業財務部または当社のバイオ・ラッドインテグリティヘルプラインに連絡します。
主な用語
犯罪行為から得た収益をどこで得たかを隠匿し、その収益が合法的なものに見せかける行為。
事業の遂行に使用されるすべての文書、器具類、書類、記録、ファイル、データ。
業務上の取引において、相手方がマネーロンダリングに関与している可能性があることを示す「赤信号」が、次に示すようにいくつかあります。
- 相手方が事業について検証不可能な情報、あるいは曖昧な情報を提供する。
- 相手方が、資金の出所や所有者の身分を隠している様子がうかがえる。
- 相手方が取引の完了を急いでいる様子がうかがえる。
- 相手方が商品やサービスに関して当然抱くであろう疑問点を尋ねてこない、または商品やサービスに関心がないようにみえる。
- 取引額が特別に大きいが、相手方との取引がそれまでまったくなかった場合。
- 相手方が突然、支払い情報や銀行情報を変更した場合。