公正な競争と競争法/独占禁止法の遵守
私たちは公正な市場と公正な競争を重視し、誠実な姿勢で競争をするために尽力します。
世界の市場に質のよい革新的な製品を提供し、長期の関係構築を通じて顧客ニーズに応え続けることが競争を支える力となります。公正さを欠いた競争に反する行為に手を貸すことや、製品やサービス、競合他社に関する不実の記載をすることがあってはなりません。
競争に反する活動は、これを禁止する国際法と規制が存在し、違反すると重大な罰則を受けます。これらの法は複雑で分かりにくいものの、一般には、顧客への公正さを欠き公正な市場を損ねる他社との非公式/公式の契約をすることが禁止されています。その対象となる活動の具体例:
非公式の同意ですら疑いを持たれることから、展示会や会議で会話など、競合他社とのやりとりには十分な慎重さが求められます。禁止事項に関する話題が出ることがあれば、ただちに会話を止め、法務部に知らせるようにしてください。
期待
- 競合他社との連絡には制限があり、競合活動や価格設定についての話題はすぐにとり止め、その件を法務部に報告してください。
- 競争において私たちが頼るべきは、革新的な製品、優れた顧客サービスと高い価値であり、競合他社との同意によるものではありません。
- 複雑で難解な競争関連の法の理解に努め、不明な点は質問をして懸念事項を報告します。
トレーニングビデオ (複数言語)
主な用語
競合他社と同意をして市場の撤退や配分をすること。結果として価格が吊り上がり、質やサービスが低下し、革新性が損なわれます。
他社との同意により価格水準を維持、操作すること。
競合他社とともに落札者を決め、その他の企業が競合しない価格で入札するか入札を控えるよう求めること。